四ッ谷遊泳塾だより

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2002年3月 No.03号


冬季オリンピックも終わりました、結果として銀1、銅1、でした、これで良いのか?今後の問題として反省が必要なのか?は微妙な問題です。

先日長野パラリンピック金メダリスト、シドニーパラリンピック銅メダリストの土田和歌子さんが雑誌に記事を書いておりましたので是非ご紹介をしたいと思います。

小学校でバスケットボールに熱中するなど、幼い頃から活発で人一倍負けん気が強く、しかもその性格は今もぜんぜん変わっていない、しかし負けたら次は絶対に勝とう、と言う気持ちがあったからこそ、現在の彼女があるのでしょう。そんな土田さんですが、スポーツは結果ではなく過程が大事であると言います。

「スポーツには、純粋に楽しむ世界もあれば、勝負の厳しい世界もあります。いずれにしても素晴らしいのは取り組んでいく過程です。 結果がどうであれ過程を大事にして、興味のあるものからスタートしてみる、そうした中からゆっくり自分の進む方向を見つけていけば良いと思います。」

「まづやって見る」気持ちは障害者にとっても大切なものになると言います。「引っ込みがちな人は“社会がこうだからダメ”と決めつけたりせず、外に目を向けて一歩を踏み出して欲しいですね。障害者を取り巻く環境も以前と比べてずいぶん変わっています。スポーツに限らずどんな事でも良いですから、まずは始める事が大事だと思います。」

土田和歌子さんは高校2年の時、ドライブ中の事故から車いす生活に、‘93年アイススレッジと出合い長野では金メダル2、銀メダル2、と大活躍する、その後陸上競技に挑戦しシドニーで車いすマラソンで銅メダル。昨年プロに転向しアテネを目指しトレーニングに励む。

四ツ谷遊泳塾でもJEXER四谷が3/8にリニーアルされ、何かに向かってまずやって見よう、たまには違う泳ぎに挑戦してみては?

                   

四ッ谷遊泳塾編集部A

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